再び先生のもとに通い始めました。
子供のころと違って、自分で興味を持って始めた書道ですからとても楽しかった!
それと先生の言うことを素直に聞いて実行していたので自分で言うのも変ですが、わりとかわいがられていたように思います。
先生の言葉で今でも宝物のように座右の銘にしている言葉があります。
私は名前が郁朗(いくろう)といいますが、
「郁ちゃん、書道では古典の臨書が大事じゃ。古典の臨書さえすれば、おじーもんはーねー(こわいものはない)」
という言葉でした。
これは、本当にその通りで私はそれから今に至るまで、いえこれからもずっと古典の臨書は続けていくつもりです。
というか、古典の臨書をやめたとき、それから先は成長が止まると思います。
それどころか、字が我流に堕して腕が確実に落ちていくでしょう。
なにはともあれ、この先生こそ私の人生を左右した一生の恩人だと思っています。
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